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ニャート

旧「一橋を出てニートになりました」。出版社を過労で退職→引きこもり→派遣社員を経て、働き方や社会のあり方について思うことを書いています。

お金がない人が「恋活」をするためのブログの書き方を考える

「お金の打算をしないで恋愛できる女性が少ない理由」を書いたら、読者さんからTwitterのDMをいただいた。

「しまむらの服を着ていても、好きになってしまえば、年齢・容姿に関係なく問題ない」

これを、私はこう読み間違ってしまった。

「好きになってしまえば、年齢・容姿は関係ない」

そして妄想した。

私もブロガーなら、年齢・容姿を超えて、文章だけで相手を恋に落とせばいいのでは?

そうして妄想の結果を書いた記事がこれなんである。

なぜか、役に立たない文章講座みたいになってしまったが、前の記事で「恋愛したいけどお金がない人はブログを書くといい」と書いたし、そういう人の役に立つかもしれない(たぶん立たない)ので、アップしておく。

むしろ、「ポエムブログの作り方」になってしまったかもしれない。

※アフィリエイトブログにはあてはまらないので、注意してね

分析力>書きたいこと>文章力

ブログのみで相手を恋に落とすには、やはり文章力が必要だろう。

さて、はてなブロガーの間では、「文章力」=「読みやすさ」と思われていることが多い気がする。

だけど、ポエムブログで大事なのは、私は下記だと思っている。

分析力>書きたいこと>文章力

正直、書きたいことがオリジナルで価値あるものなら、多少文章が下手でも読んでもらえる。

書きたいことよりも分析力を上にしているのは、例えば、失恋という絶好のネタで記事を書いたとして、感想が「悲しい寂しい」だけでは、読んだ人にとって目新しいことはない。

書きたいことがあって、さらにその中から、自分オリジナルの視点で「どう思ったか」を書く必要がある。

書きたいことがない場合は、足で稼ぐのが最もいい。

私がやりたいのは、「フルサトをつくる」に出てくる熊野のような、ニートできる環境を探すための全国巡り歩きである。すっごいやりたいんだけど、残念ながら家庭の事情で今は動けない……。

フルサトをつくる: 帰れば食うに困らない場所を持つ暮らし方

フルサトをつくる: 帰れば食うに困らない場所を持つ暮らし方

1行ポエムが浮かべば1記事書ける

私は、記事を書く時に、構成を考える時と考えない時がある。

考える時は、言いたいことを1行で表し、その主張のために必要な要素を1行×3(数はその時で違う)で表す。
そして、必要な要素を肉づけしながら書いていく。

とはいえ、考えない時の方が多い(この記事もそう)。

そういう場合は、木の中から仏像を彫り出すように(彫師は木の中に仏像が見えるらしい)、言語化されてない心のかたまりを、文章で削り出す作業をする。

すごくうまくいくと、ピアノで1曲弾くように、文章が書けることがある。
例えば、ここは大切な主題、ここは水面にさざ波が散るように感情的なことを書き散らす、とか。

いつも思うのが、1行、みなが共感できるようなすごくよい主張(ポエム)が浮かべば、それを核に記事は書ける。

ホットエントリーに上がってくる短文の増田(はてな匿名ダイアリー)でも、「まさにこの一文に人々は反応しているんだ」と分かりやすいものがあり、構成の参考にすることがある(※本当の一文だけは除外)。

そういう意味では、私にとってブログはまさにポエムで、この書き方は参考にならないかもしれない。

自分のキャラクターを考える

ポエムブログには何らかの核(コンセプト)が必要で、一本筋が通っていることが望ましい。
コンセプトを立てるか、「○○な私」というキャラクターを核に書くことが多いだろう。

私のキャラクターを例にとってみる。

  • 中年女性
  • 独身子なし
  • 派遣社員
  • お金ない
  • パニック障害
  • 出版社を過労で辞めた経験がある

……これで人気が出るブロガーとかいるんだろうか。いや、いない。

女性ブロガーで人気が出やすいキャラクターは、3パターンあると思う。

  1. 若く可愛い顔出しブロガー(女子高生・女子大生とか)
  2. 育児や料理・恋愛など、女性らしい知識・経験・共感で売るブロガー
  3. リア充な経歴をバックに、知識で売るブロガー

1が最も有利である。
2も女性ブロガーとしては王道であり、最も多いのではないだろうか。
3は、C氏とかK氏のことだが、リア充な経歴を手に入れるのはハードルが高く、いざ手に入れたら別にブログをやらなくてもよい気がする。
ただ、社会で成功している人の意見を「無料で」聞きたいニーズは多く、人気はでやすい。

私はどれでもない。

このブログのコンセプトは、「過労で人生のレールから外れたポジションから、社畜的な生き方が中心になっている世の中を眺める」である(最近書けてないけど)。

だけど、そのコンセプトなら、男性の方が人気が出るだろう。

私が性別をオープンにしているのは、女性でないと書けないことを書きたいからだが、正直メリットよりデメリットの方が大きい。

私のように「ありのままの私」でキャラクターを立てると、あとでいろいろ不都合が出ることがある。

そのため、自分のキャラクターを立てる時には、その後の戦略まで考えておいた方がいい。

挫折経験などを前面に出すキャラクターが注意すべきこと

挫折経験や精神疾患、発達障害などを前面に出していくブログが、必ず悩むだろうことがある。

気をつけないと、自分は全くそういうつもりでなくても、「自分の境遇を世の中のせいにして、不満を言うだけで何も努力をしていない人」と思われることだ。
実際、私のことをそう思っている人は、かなり多い。

私は、自分が今の境遇なのは、自分の努力不足だと思っている。
また、意外に思われるかもしれないが、社畜的な考え方から脱することのできた今は、それなりに幸せである。

人生に挫折した人が何か書くと「自分の境遇を世の中のせいにするな」と言われるが、この論理だと「成功している人しか、世の中の問題点を指摘できない」ことになる。

成功している人は、世の中の問題点など気にしない。
なぜなら、その問題点があっても、自分は既にうまくやっているからだ。

海外での派遣社員の扱いを調べていて、先進国でなくとも(タイとか)派遣社員が不利益をこうむらないように法律で規制している国はそれなりにあった(日本のようにザル法ではなく)。
なぜ日本では、そうならないのだろう?

それは、法律を変えられる、または変えられる人に圧力をかけられる人たちが、現在の派遣社員制度があった方が都合がよいからだ。

世の中の問題点は、必ずしも皆にとって問題点ではなく、その問題点があった方が都合がよいから作り出した人が必ずいる。

成功している人たちに、世の中の批判を任せていても、世の中は何も変わらない。

……かなり脱線したが、挫折経験などがテーマのブログは、見せ方を気をつける必要がある。

必要以上の暗さや不快感を与えず、言いたいことははっきり伝えて、共感されるように。

……いや、私はできていませんがね。

正直に言うと、挫折経験などがテーマのブログはかなり運営が難しく、批判も多く、メンタルも試される。

そうしたブログを書く時は、呪詛は書かず(私は初期の呪詛が誤解されてブログ運営を苦しくしている)、辛さも主張のため本当に必要な時にしか書かず、事実を淡々と書いて、どこかあっけらかんとした感じを残しておくようにした方がいいかもしれない。

あと、自分の辛さを書く時は、「客観的にこの状況を見たらどう思うのか」を常に頭に置いておく必要がある(できていないけど)。

恋活のために共感力を発揮してみる

なんか、何の記事なのか既に分からなくなってきたが、もうここからは、私個人に興味がある方だけ読んでください。

最初に戻って、「文章だけで相手を恋に落とす」である。

私は、ポジティブな文章を書くのが苦手で、途端に表現が陳腐になる。
ネガティブな文章の方が、断然よく書ける。

だから、相手を恋に落とすような表現は苦手だが、ちょっと共感力を意識してみる。

いま好きな人はいないので、「薄毛に悩んでいる男性と、夜桜を見にいった後のメール」というシチュエーションで書いてみる。

あなたは薄毛のことを気にしているようだけど、桜よりも、月よりも、あなたの髪にふと止まった花びらが美しくて、思わずふれてしまいました。

驚かせてごめんなさい。

漱石が「月が綺麗ですね」と言ったように、私にはありのままのあなたの髪がなぜか美しく見えて、「綺麗ですね」と伝えたくなったのです。

あなたはこれまで何度、ひとりで桜を眺めてきたのでしょう。
つらい時も悲しい時も。
人知れず涙を流したこともあったのでしょう。

そうした時を重ねた結果、あなたの髪が薄くなったのだとしたら、私はただ、あなたがつらい時にそばにいられなかったことのみを残念に思うのです。

あなたは「若い時は薄毛じゃなかった」と言うけど、私には、今のあなたが一番尊く、これから老いていくだろうあなたも、ずっとそばでいとおしく眺めていたいのです。

月を眺め見るように。

……あーうー。全然だめだー。

「独身中年女性が、相手もいないのに妄想のみで書いた」という背景は十分気持ち悪いが、その背景抜きで、この文章単体の気持ち悪さは中途半端だ。

相手を引き込む気持ちの強さとか独りよがり感の切実さとかオリジナリティとか全くない。

まあ、こんなものを書くより、自分が書きたいことをしっかり書く方が、よほど相手をひきつけるだろう、ということで。

↓近況はこちらに書きました
おさるのジョージに嫉妬している