ニャート

旧「一橋を出てニートになりました」。出版社を過労で退職→引きこもり→派遣社員を経て、働き方や社会のあり方について思うことを書いています。

おさるのジョージに嫉妬している

おさるのジョージに嫉妬している。


姪(妹の子ども)が生後6ヶ月になった。

私は2人姉妹の長女で、子どもはいない。
姪は私の両親にとって、長い間待ちに待った初孫である。

妹夫婦は、私と両親が住む実家から離れたところに住んでいるので、1ヶ月に1度くらいしか会えない。

妹たちはよくできた夫婦で、もろもろのお祝いのお礼として、2月下旬に両親と私を温泉旅行に招待してくれた。

現地待ち合わせで、フロントで妹に背負われた姪の、顔ぜんぶが口なんじゃないかというくらいの大きな大きな笑顔。
それを最後に、その後じじばばに囲まれて真顔になった時から、姪は人見知り期に入ってしまったのである。

その後、3月に会った時は、2日かけて抱っこしたり歌を歌ったり絵本を読んだりを積み重ねて(なおレロレロは禁じられている)、帰る間際に、やっとやっと一瞬だけ声をあげて笑ってくれたのだ。

だがそれも、私が帰って、次にLINEでビデオ通話をした時には、すっかり真顔に戻ってしまった。


両親と私は、姪が大好きである。
いや、好きという域を超えて、姪のエキスを吸って生きるゾンビみたいになっている。

母にプライム・ビデオを見せるために買ったFire TV Stick (New モデル)で、妹がLINEで送ってくる姪の写真と動画を、TVの大画面で見ている。

妹が写真などを送ってくると、「写真だ」「写真だ」「動画だ」「動画だ」と甘露に群がるアリのように、わらわらとテレビに集まる。

気のきいた感想もなく、「かわいいねえ」「かわいいねえ」とひたすら繰り返して動画だのを鑑賞し、またわらわらと持ち場に戻っていく。

姪が生まれて初めて、「相手が生きているだけでいい」というのはどういうことかを知った。

姪が生きて動いているだけで、私たちは本当に幸せになれるのだ。
母の物忘れへの憂いを束の間忘れて。


だけど、人見知り期に入った姪は、私たちには笑いかけてくれない。

これは辛い。経験したことないような超絶片想いである。

私のスマホの待ち受けは、何千枚の写真から選りすぐった、姪の一番かわいい笑顔だ。
朝も昼も夜も、スマホ自体は使わなくても姪の笑顔だけは見て、「かわいいねえ」と日々百回くらい思ってる。
プラス、姪が笑っている写真やら動画やらをいつも見ている。

だけどあれは、撮影している妹か義弟への笑顔であり、私たちへの笑顔ではない。

LINEでビデオ通話すると、そのことを思い知らされて辛いので、今は週1回しか通話していない。


そこでおさるのジョージである。

私たちには笑ってくれないのに、テレビにおさるのジョージが出てきただけで、けらけらきゃっきゃっと声を上げて笑っていることが、動画で判明したのだ!

これはもう、超絶嫉妬である。
私は恋人のために嫉妬したことはないが、ジョージには嫉妬する。

なんだよー、ジョージなんて、ただちょっと可愛くて、テレビをつけたらいつでも会えるだけじゃん!
捨て身でレロレロしなくても、画面に出てくるだけで笑ってくれるなんて……。

いや、可愛くもなく、いつでも会えない私たちなんて、どうしてもジョージにはかなわない。

なんてったってヤツは、子どもたちのスーパーアイドルなのだ。
姪をたぶらかすのもお手のものなんである。

だから、次に姪に会う時には、ジョージを打ち負かすようなスペシャルな施策を考えたいんである。

さるの着ぐるみとかどうかな。リアルジョージって思ってくれないかな。
でも、姪のためにさるの着ぐるみを着る、子なしの中年女性かあ。物哀しいなあ……。

しかし、妹はちゃんと分かっていて、すでに釘をさされている。
「おねえたち、はしゃぎすぎるから、姪が人見知りするんだよ」と。

重すぎる愛情は、赤子でも戸惑うのかもしれない。


ほんとは昨日、近況報告をしようと思ったのですが、気がついたらよく分からん恋愛の話を書いていて、そのまま忘れてしまっていました。

というか、phaさんの記事に言及するなら、どう考えても3月のゆるくできる仕事についての記事なのですが、phaさんの本を読み返して地方移住とか自給自足とか考えているうちに、もっと考えないと書けないと思って延期にしました。
あと、ねねさんの安楽死の記事への言及とか、書くといって書いていないものがたくさんあるのだけど、難しいものはあまり書けなくて、よく分からん恋愛の話は書けるという……。

さて、2月に暗い記事を書いたまま、ブログを更新せずtwitterなどもやっていなかったので、ご心配してくださった方々もいて、誠に申し訳ありません、そしてありがとうございます。

「ブログのこれから、私のこれから」で書いたように、今年の4月から仕事を辞めていろいろな活動をしていくつもりだったのですが、家庭の都合でお金が必要となり、ちょっと延期になります。
でもあきらめたわけではなく、皆さんに見えないところで、ひそかに準備をしております。

なので、このブログが放置されていても(まあいつものことですが)、「何かやってるんだなー」と思っていてください。

家庭の事情が大きく動かなければ、夏か秋には何らかの活動をしたいし、このブログもやめるつもりはないです。

なんでブログが書けないかというと、下調べが必要な記事に取り組む時間と気力が今はない、ということなんですが、書きたいこと自体はたくさんあって、放置するといいつつも、何かの拍子でスイッチが入って書き出すこともあると思います。

……っていつも言っていて「またかよ」って感じですが、長い目で見守ってくださると幸いです。