ニャート

出版社を過労で退職→ひきこもり→非正規雇用を経て、社会のあり方について思うことを書いています。

独身中年の孤独|家族は「制約」か「絆」か

7月末にTOKYO FMのラジオ番組に出演するという、myブログ史上、最高の栄誉を得た直後に入院した。 退院できたものの、気力がなくなって何もできなくなり(寝るしかできない)、最近やっと浮上してきた。 その間、はてなでは「独身40代の孤独」について盛り…

就職氷河期世代どうしを分かつ自己責任論|7月31日ラジオに出ます

TOKYO FMのラジオ番組「Time Line」(月〜木19:00〜19:52)の、今週のSP企画「”おっさん”の居場所について考える」、 何かと良くない話題の中心になることが多い「おっさん」というワード。 「キモくて金のないおっさん」論争に始まり、浮き彫りになりつつあ…

「産めない」「稼げない」人に人権はないのか|杉田水脈議員のLGBT発言

自民党の杉田水脈衆院議員が、「新潮45」8月号に寄稿した「『LGBT』支援の度がすぎる」(以下ここから引用)が物議を醸している。 LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がな…

タイでは年30日まで有給で、病気休暇が取れる

日本には、短期の病気に使える「病気休暇」(sick leave)がない。 (注:公務員は取得できる場合もある) そのため、風邪やインフルエンザで有給休暇を全て使ってしまった、という人も多いのでは。 そこで今日は、タイのバラエティ豊かな休暇制度を紹介しよう…

就職氷河期世代どうしの分かり合えなさ

今日はただの私感です。 「無敵の人」とドットコムバブルと 「ロスジェネには『無敵の人』が大量にいる⁉︎ 日本にテロリスト集団が生まれる可能性におびえる……」というまとめを読みました。 私が言いたいことを既に言ってくださる方がいたので、引用します。 …

文章のエッジと毒

今日は軽めの話を。 文章にエッジが必要な理由 「エッジの効いた文章」という表現がある。 エッジ:刃物の刃。刃物の切れ味。また比喩的に、人を刺激する鋭い感覚。「エッジの効いたデザイン」 (デジタル大辞泉より) つまり、「鋭い文章」といったような意…

誹謗中傷でしか他人とつながれない|匿名掲示板という「負のつながり」の場

hagexさんの事件(福岡刺殺事件)で、容疑者ではないかと思われる、はてなで「低能先生」と呼ばれていたアカウントについて、荒らしの動機を推測した文章を読んだ。 低能先生はただ話がしたかったんだろうな|はてな匿名ダイアリー ※hagexさんの事件について…

社会に居場所がない側から、hagexさんの事件を思う

はてなブロガーとして、あまりに衝撃的な事件が起きた。 被害者と加害者が互いを認識し、加害者が犯行声明(未確定)を残したのが、「はてな」のサービス内だったという事件だ。 福岡刺殺事件の詳細 6月24日20時ごろ、福岡市の起業家支援施設(大名小跡地)…

発達障害の子を受け入れることが「できない」親|新幹線殺傷事件1

新幹線内で乗客3人が殺傷された事件で、容疑者の母親は「一郎は小さい頃から発達障害があり大変育てにくい子でしたが、私なりに愛情をかけて育ててきました」とコメントを出している。 容疑者の母「自殺はあっても他殺なんて思いも及びませんでした」コメン…

挿入は要らない|自分の中の、同性愛と性行為についての考察

勝間和代さんの「同性を愛するということ 勝間和代のカミングアウト」で、『人生において、男性を愛したこともあり、今は増原を愛している。愛したのは、その個人であり、性別ではない』という文章を読んだ時、私は「これぞ理想の恋愛だ」と舞い上がった。 …

自分が「低スペック」だと思う時どうしたらよいの?(前編)

「『自分をADHDと思いこんでいるただの低スペック人間多すぎでは?』発言について思ったこと」を読んで、漠然と連想したことを書きます。 なお、連想なので、上記の議論の流れに全く沿っていません。 自分を「低スペック」とラベリングする必要ある? まず、…

「女性が風俗に行くのもアリ」マジメな性開発の話|「1122」3巻

渡辺ペコ「1122」(いいふうふ)3巻が出た。 結婚7年目のなかよし・子なし・セックスレス夫婦が「婚外恋愛許可制(公認不倫)」を選択したという話だ。 3巻を読んで、2つ驚愕の気づきがあり、私は未知の世界に意識が飛んでしまったので、それを書きたい…

高度プロフェッショナル制度の問題点を最初からざっくり説明します

「働き方法案」の採決が5月31日に先送りされることになった。 法案見送りを祈って、焦点である「高度プロフェッショナル制度」の問題点を、最初からざっくりまとめたい。 「働き方改革」関連法案とは そもそも、「働き方改革」とは何を目指しているのか。 …

ひきこもりが働く上で必要な、企業からのサポートと当事者の視点とは何か

ひきこもりの人が働く上で、どんなサポートが必要でしょうか。 そのことについて参考になる、経営者のブログを読みました。 この方は、元ひきこもりの人たちを複数採用しています。 引きこもりのノリの話 引きこもりの人の採用・募集 引きこもり三四郎の結婚…

高プロ成立後は「とりあえず3年」が命とりになる

このブログは労働問題を扱っているので、高度プロフェッショナル制度についても何か書くべきだとは思っていたが、「どうせ採決されるんでしょ」と投げやりな気分になって、あまり書く気にならなかった。 政治には何も期待できない。 与党は5月29日に衆院を…

ひきこもり就労支援をビジネスとして成立させる難しさ

「ひきこもりながら働こう|NHK NEWS WEB」の記事を読んだとき、私は舞い上がってしまいました。 私は以前から、 「例えば、Webサイト・システム制作などの仕事を受注して、精神疾患を抱えた人やひきこもりの人などで作業を分け合う仕組みができたらいいのに…

精神障害者の働き方について思うこと

先日、「『正しく』よりも『やさしく』ありたい、そのためのメモ」で、うつ病ブロガーさん(Aさん)がブログを削除した経緯について書きましたが、中途半端な書き方だったかもしれません。 彼女が匿名掲示板で父親の個人情報を晒され、ブログ削除に追い込ま…

「正しく」よりも「やさしく」ありたい、そのためのメモ

goldheadさんの「栗城史多さんの事故について」への下記のコメントに、自分のブログのあり方を考えさせられた。 この人の文章はいつも良い悪いとか正しいか間違いかの前に、一番弱くて愚かな者に寄り添ってる。本人そんな大層なつもりないやろけど、でも常に…

2015年:初めて「母がおかしい」と思った時のこと|ちいちゃんは認知症

(アルツハイマー型認知症の母について書いてます。前回はこちら) 私が最初に「お母さんおかしいな」と思ったのは2015年8月だった。 それまでは、物事を忘れがちだったり同じ話を何度も繰り返すなどの症状はあったが、認知症を疑うレベルではなかったと思…

はじめに|ちいちゃんは認知症

2017年2月に、母がアルツハイマー型認知症と診断を受けた。 診断を聞いたのは、父だった(私は仕事で行けなかった)。 父の希望で、医師は母本人に告知はしていない。 そして父は、母がアルツハイマーであることを私と妹にも隠した。 小さい脳梗塞の跡があ…

「イケメンならセクハラOK」ではなく「イケメンのセクハラを断れない状況」がハラスメント

あるTV番組の「『お疲れさん』と言いながら肩をもむのはセクハラか」というテーマで、女性弁護士が「一般論としてはダメ(個別に承諾があるかがポイント)」と述べつつも、「福山雅治さんなら(私は)OKです」と笑いを取った件がプチ炎上していた。 職場では…

社会問題の解決よりも、提起者の「落ち度」「不公平」叩きを優先する現象

先日の「駆け込み寺を作るために仏教を学ぶことにした」を読んでも、「心を病んだ人の逃げ場を作るために、私がなぜ宗教を必要としているか(なぜ政治を見限ったか)」は分からなかったかもしれません。 今日の記事でも書きつくせませんが、これから少しづつ…

駆け込み寺を作るために仏教を学ぶことにした

もう2月も中旬なのに、これが2018年最初の記事となる。 去年の夏ごろから持病が再発したため、1月は気力がなくて、物忘れ進行中の母の相手と仕事以外はずっと寝ていた。 本は読めるので、寝ながらkindleで電子書籍をひたすら読んでいた。 そこで、今までぼ…

恋愛をしたことがない27歳無職の精神病患者さんへ

この記事を読みました。 恋愛もセックスもしたことがない27才無職の精神病患者の僕は、世間から馬鹿にされても仕方のない存在なのだろうか? 思ったことを淡々と書いてみます(この方を増田さんと呼ぶことにします)。 自分が居心地のよいネット上の場を探…

はあちゅう氏にセクハラ告発者としての「資格」を問うな

電通出身のはあちゅう氏が、在職中の上司だった著名クリエイターの岸氏から受けたセクハラ・パワハラを、実名で告発した。 はあちゅうが著名クリエイターのセクハラとパワハラを証言 岸氏「謝罪します」 はあちゅう氏はあまり好きではないが、実名でのセクハ…

病んだ貧乏人が一発逆転するには時の運に乗るしかない。だから私は

事情があって、このブログ「ニャート」の方針を180度変えます。 その理由を、今まで読んでくださった読者さま向けに書きます。 長いので、興味ある方だけお読みください。 「病んだ氷河期世代の雇用を作る」ためにはお金が必要 私が最終的にやりたいのは、「…

私が尊敬した、失恋からの立ち直り方|苦しむことができる人は本当は強い

今日は、失恋から立ち直った友人に尊敬を覚えた話を書きます。 彼は、ある事情で恋人と別れた後、深く絶望していました。 私は忘れるように助言しましたが、そのための具体案が思いつかず、客観的に見ても立ち直るのは難しいかもしれないと思っていました。 …

氷河期世代です。母と俺を安楽死させて下さい。(中編)

北朝鮮のミサイルが、北海道紋別市の鴻之舞鉱山跡に誤爆した一週間後。 開戦するかどうか、政府の判断を待っている間に、安楽死許可法が施行された。 北朝鮮は「あれは誤爆だ。日本を狙って打ったのではない」と主張した。 そのために即時開戦の勢いを欠いた…

派遣をやめて、自分が生きやすいルールのゲームをプレイする

去年、ブログのこれから、私のこれからで、やりたいことがあるので今年の3月末で派遣社員をやめると書いた。 その後、母の物忘れがひどくなり、一旦見送った。 半年ほど様子を見ていたが、母の症状は良くなってきており(脳梗塞による一時的な症状だったの…

VALUを勧めるブロガーは、VALUのリスクを分かっていない

以前、「購読しているブロガーが、ビットコインとかVALUとか、読者さんが損する可能性がある物を紹介し始めたら、私は購読やめる」とツイートしたことがあった。 その時に、「現金預金/投資信託/株式(現物)/為替(FX)/仮想通貨の中で、アウト/セーフ…